6月のおしゃべりサロン『絵本て、あんがい自由』。
スタッフも当日の記録映像を共有していただいたのですが
面白いお話いっぱいでした。
「お子さんの好きな絵本を大事にしつつ、ママの好きな絵本も混ぜる」って
いいな~~!
今すぐは読まなくても本棚に入れておく、とか。
小さい人の好きな絵本を読んだら「次はママの好きな絵本、読んでいい?」とか。
自分で選んだんじゃないけど、あったから読んじゃった。って
偶然の出会いも楽しいですよね。
祖父母の家の本棚から世界が広がった子ども時代を思い出したスタッフでした。
博美さん、絵本がいいなっておもったキッカケのお話の中で
『ぐりとぐら』の「まあ、なんて大きい○○でしょう~!」を
生活の中でも思わず口に出しちゃうのが楽しかった
っていうお話をしてくださいましたが・・・
今月の絵本も、そんなふうに「思わず口ずさんじゃいそう!」な一冊。
仙台市の絵本屋さん・あべりみさんの今回のオススメ絵本、
タイトルは・・・・
『DJ YOYO』
えっ?
DJって、あのDJ?
絵本にDJ???
なんだか意外な取り合わせ、と思ってしまうのは先入観でしょうか。。
ところでこの表紙の写真、何だか見覚えがあるわ・・・と検索してみたら
絵本「おならうた」のさし絵を描かれた、飯野和好さんでした。
わくわく!
* * *
朝、ぼくの枕もとに時々あらわれるDJ YOYO(ディージェイ ヨーヨー)。
ピンクのシャツに派手な縞模様のズボン、ドレッドヘアーにYOYOのロゴ入りのキャップをかぶってる。しかも、しっかりおじさん。
かなりクセ強めのDJなのです。
そのおじさんが枕もとで軽妙なリズムに乗って、ぼくを起こしにかかります。
「YOYO もうおきろYO」
こんなおじさんが現れたら一発で目が覚めそうなものだけど、ぼくも慣れたもので「また、きみかよー」「まだ、ねむいよー」と応酬。
テンポのいい「YO」「よー」のかけ合いが続きます。
読んであげる時は、せっかくなのでイケてるDJになりきってノリノリになってみると、楽しいかも。
いやあ、そうは言ってもなかなかねえという真っ当な方も大丈夫。飯野和好さんのパンチの効いた絵が、どんな読み方も脳内変換してくれて、DJ風にちゃんと聞こえてきます。
「まずはYOんでみてYO」なんて言ってみたくなる、とびきりのナンセンス絵本なのです。(文・あべりみ)
『DJ YOYO』
おおなり修司/文 飯野和好/絵(絵本館)
* * *
わあ~、これは気になる!
小さい人といっしょに読んだら、盛り上がりそう。
DJだけあって、リズム感が楽しそう。
絵本のおしゃべりでも
日常の会話に絵本のコトバが入ってくる
ってありましたが
「YO YO もうおきろYO」
お寝坊さんを起こすときに口ずさみたくなりそうです◎
仙台市の絵本専門店、BOOK WITH CAFE MARY COLINさん
ホームページは👉コチラ
榴ヶ岡駅の近くです!
季節の焼き菓子もおいしいのです。
ぜひぜひ~。
ちなみに、8/3(火)の
「あそび文庫シェルハブ」には、
これまでのおすすめ絵本も持っていきますよ~。
こちらも、遊びにきてくださいね~!
あそび文庫の詳しいお知らせは👉コチラ
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