top of page

【イベントレポ】ゆるく手をつないで。

  • 執筆者の写真: 太郎 西邑
    太郎 西邑
  • 7月22日
  • 読了時間: 3分

過去のわらべうた会のレポートから

夏のわらべうたを1つご紹介します。


 ♪おふねは ぎっちらこ

  ぎっちらこ ぎっちらこ


いいですね、夏ですね~~。

この遊び、わらべうた講師の博美さんが工夫している、 ちょっとした「コツ」があるそうです。

シェルハブしおがま代表・みかさも「そうそう!」と頷くところです。


♪おーふーねーは、ぎっちらこ♪

このとき博美さんが教えてくれたのは 大人と子どもが向かい合い、手をつないで座って

前に後ろに、シーソーのように揺れる遊び。


体・動きの視点からいうと

「背中が動きつづける」遊びです。すてき!


さらに細かいところでは、座っている姿勢の中でも

坐骨に乗って座ったり

そこから下りて、仙骨で座ったり・・

という変化もあります。


背骨や骨盤の動きが変化しながらも

どたんと転ばずに、バランスを取るって

とっても複雑な全身運動です。



この遊びの時、わらべうた講師の博美さんは、

子どもの手をぎゅっと握らないで

「大人側はあえて、ゆるく握るのがオススメ」

と言います。


つい、しっかり握って支えたり

引っぱったりしてあげたくなるのですが、、

大人は力を抜いて、手をゆるく持ってあげる。

そのかわりお子さんに大人の手をぎゅーと握ってもらう。



このほうが、お子さんは動きの自由度が上がります。

背中を、どんなふうに、どれくらい動かそうか?

お子さん自身に決めてもらうんです。

(シェルハブのレッスンと同じ発想です)


みかさはこの力加減を

「子どもがやろうとしてることを読み取る手」

と呼びます。

大人が、ゴールはこっちよーと連れて行くんじゃなく

子どもに「どこ行きたい?」って連れてってもらう感じ。


シェルハブしおがまのイベントではいつも こんなふうに、工夫がいっぱいの遊びを いろいろ準備してお待ちしています◎


   * * *

【近日開催のイベント】


7月27日(日)

「わらべうたって、こんな自由でいいんだ」

毎回、参加者のみなさんに好評のわらべうたの会です♪


【日時】7月27日(日)13:30~16:00

【会場】佐々木邸(仙台市青葉区中山)※お申込の方に住所詳細をお知らせ


【対象】

 保育士さん、子育て支援職の方、学生さんなど

 子どもとの遊びを学びたい方

 ※資格の有無は問いません。 ※お子さん連れの参加も可能です。


【参加費】4,400円

【定員】残り4名(全6名)


【講師】

 わらべうた:佐々木博美(だいちゃん文庫主宰、だっこの会会長)

 シェルハブ・メソッド:西海石みかさ(シェルハブ・メソッド国際認定指導者)


   * * *


ころろんクラブ~赤ちゃん質問会

  ● 日程 7/30(水)、8/6(水)

  ● 時間 10:00~11:00

  ● 会場 下馬みどり保育園(多賀城市下馬1-10-4)

  各回 5組まで


  ● 日程 8/2(土)、8/9(土)

  ● 時間 10:30~11:30

  ● 会場 朝市っこ保育園(青葉区中央4-3-28) 

  各回 9組まで


●対象●

  生まれてすぐ~就学前のお子さんと保護者の方


●参加費(親子 1組ごと)●

  2,000円  / 障害のあるお子さん 1,000円


●内容●

① まずはおしゃべりしよう 「これってなぜ?」「どうしたらいい?」

② 親子でやってみよう 「ぽんぽんむぎゅ」、体の遊び、口遊び……など

最新記事

すべて表示
3.6cmの仕掛け(体が気づく、ということ)

みなさん矢田修さんってご存知ですか? 今年、アメリカのメジャーリーグでMVP(最優秀選手)に選ばれた山本由伸投手。矢田修さんはこの山本選手のトレーナーです。 矢田さんと山本選手の「独特」といわれるトレーニング法、その発想が、「フェルデンクライス」の考え方にそっくりなんです。 体の使い方を変えるのは基本的に難しいことです。そんな時に役に立つのが、「いつもと〝ちょっと〟違う」・・・という仕掛けです。

 
 
 
神経系を小さく揺らして支える「うた」。

わらべうたの良いところの1つに「歌うときリラックスしやすいところ」があると思います。 ふんふんと歌を口ずさんでいると・・・さらに少し「ふふっ」てなったりしたらなおさら・・・顔や体の力が、いい感じに抜けると思います。声帯や表情筋を動かす神経系って、安心やリラックスに関わる「副交感神経」とつながり合っているんです。

 
 
 
あなたの動きに、価値がある。(脳と体の信頼関係)

ATMに取り組んだ人は、よく、体の変化だけでなく 他にもたとえば、感情の動き方、自分についての感じ方、 人間関係のとらえ方、生活やお仕事の考え方・・・とか いろんなことが変化した、というお話をされます。 人間の「体・動き」って、心(=脳)にとって 出口であるだけでなく入口でもある存在なのだなあとつくづく思います。

 
 
 

コメント


© 2019 シェルハブ・メソッドしおがま

  • シェルハブ・メソッドしおがま
  • みかさ@発達支援
bottom of page