top of page
執筆者の写真太郎 西邑

おもちゃと遊び「お手玉と"離す"の発達」

前回に引きつづき、お手玉の遊びを紹介します。 シェルハブのレッスンでも使います。


お手玉は「ポトッ」と落ちるのがいいところの1つ。 どこまでも転がってしまうボールより扱いやすいです。


● 投げ入れる ●

膝立ちができるようになる頃、赤ちゃんはものを投げはじめます。 投げるっていうか、落とすように見えるかもしれません。 なんでもポイポイで、ママはぎゃーっとなるかもしれないですね。 でもこれがはじまるのは、発達の証拠です。 初めは、握ったらうまく離せないんです。 ものを握って、そして離す。 初めは硬いもので、握る感覚をしっかり感じるといいです。 うまく握るようになって、ポイポイはじまったらお手玉の出番です。 とにかく離す、落とすからはじまって、 やがて入れ物に入れることができるようになります。

「出す」より「入れる」が100倍難しい! できたら嬉しいことです。 ボールだと転がりが速くて見失ってしまう子も、 お手玉だと行き先を見届けられることが多いです。 ● キャッチボール ● もっと大きくなったら、キャッチボールをお手玉でいかがでしょう。 ボールの受け渡しがうまくいかないときは つかみやすい大型お手玉がおすすめです。


ボールは「つるっ」とすべりますが

お手玉はぎゅっと握ることができるので

キャッチボールの前段階にとってもいいんです。

大人でも苦手な方いらっしゃると思います。

まずお手玉からやってみると、やりやすいです!


● ジャグリング ● お手玉を空中に投げて、自分でつかむ。 おばあちゃんは上手にくるくるやってくれました。 実は投げ方もいろいろできるし、つかみ方も。 みかさはジャグリングの練習にも使います。 2人でお手玉を同時に投げ合って、

タイミングを合わせて、空中で交換するのは、

あんがい簡単です。

これもまずは大きなお手玉がおすすめ。

閲覧数:34回0件のコメント

最新記事

すべて表示

絵本て、こんなに自由

以前「絵本て、あんがい自由」というテーマで おしゃべり会をいたしました。 「絵本って、いわゆる "読み聞かせ" だけじゃないのよ」 というお話からスタート。たとえば・・・

Comments


bottom of page