こんにちは、シェルハブ・メソッド しおがま
「文章担当」スタッフの太郎です。
今週末の日曜日、Zoomで開催する学習会のお知らせです。
3/2(日) 午前10:00～11:30
若者支援から見たデンマーク「森のようちえん」報告会
精神保健福祉士の猿渡英代子さんから、
デンマークの保育園「森のようちえん」の視察報告を伺います。
森のようちえんは、デンマークで始まった保育のスタイル。
（保育園や幼稚園、保護者による保育グループなどがあります。）
森や川、山など、自然の中で保育を行います。
自然の中、という他にもう一つ特徴があります。
森のようちえんの子どもたちは、大人に指示されるんじゃなくて、
自分が興味をもったことに向かって、新たな挑戦をします。
のこぎりで遊んだり、たき火で遊んだり、喧嘩をしたり。
先生たちの関わり方も、子どもに任せる部分がとても大きいです。
けれど、単にほうっておくわけではない。
子どもたちがとことんチャレンジできるように考えられた関わり方です。
みかさは「シェルハブ・メソッドと森のようちえんは相性がいい」
って考えています。
歩けるようになるまではシェルハブ・メソッドがお手伝い。
その後は、お外、特に自然の中で遊ぶのが最高だと思うのです。
室内とお外で大きく違うのは「環境の複雑さ」です。
でこぼこ、段差、狭いところ。
いろんなものが落ちてて、いろんな音が聞こえて、いろんな匂いがする…。
こういう環境の中では、子どもが自分からどんどん「実験」できます。
環境と自分が、どんなふうに関わるか？
どんなことができるか？どんなお付き合いができるか？
っていう実験です。
自分の体の動きだけでもいろんなことができます。
上ったり下りたり、飛び降りたり、飛び越えたり。
しがみついたり、バランスをとったり。
足の裏の感覚もたくさん使います
（足裏の感覚は、バランスをとる時にとても大切な要素です）。
こういう動きの実験を通して、スキップみたいな
複合的な動きができるようになります。
室内のアスレチックでも可能なことはあります。
でも自然の中なら、準備しなくても全部できる。
室内だと、大人が気づいてない刺激は準備してあげられないです。
でも自然の中なら、子どもが自分で興味深いものを発見していけます。
複雑な環境があって、さまざまな刺激があって、
自分で興味をもったことを、たくさん実験できる。
そういう自然の中に子どもを連れていってあげるのは
「最高の教育」と、みかさは言います。
大人が知っていることを教えるとか やってほしいことを訓練する、という形の教育じゃなく。
「学ぶ」という現象の一番ベースになるのは、
「興味をもったら、いろいろやってみる」
っていうことです。
「それは楽しいことだ」っていう体験が、たくさんできる。
それが自然の中だと思います。
今回、視察報告をしてくださる猿渡さんは
学校のカウンセリングルームや若者向けの相談センターなどで
青年期のメンタルヘルスの課題に向き合ってきました。
その中で、青年期に現れるさまざまな課題の「根っこ」は
幼児期の経験からつながっているのでは、と考えるようになったそうです。
現在は、生涯を通した「心の健康」「精神保健」という視点から、
「乳幼児期の発達、経験」に目を向けておられます。
今回の報告会は、保育のあり方、乳幼児期の発達はもちろん
より長期的な「発達」や「学び」「教育」 ・・・などに関心のある方にとって、興味深い機会になると思います。
ぜひご参加をお待ちしています～。
＊ ＊ ＊
若者支援から見た
デンマーク「森のようちえん」報告会
●日時 3月2日 10:00～11:30
●会場 オンライン（Zoom）
※お申込み後にURLをお知らせします。
●参加費 2,000円
●定員 12名
【お申込み方法】
①お申込みページにお進みください。「Peatix」のページが開きます。
※ Peatixを初めて利用する方は こちらからメールアドレス等をご設定ください
②黄色いボタン「チケットを申し込む」からお申し込みください。
③緑の「－ / ＋」ボタンでチケット枚数を入力すると お支払い方法が選べるようになります。
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