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  • 執筆者の写真太郎 西邑

「戻る」ことの効果~歩きの完成まで~

更新日:2022年9月29日

大人レッスンこと

「赤ちゃんの動き方体感セミナー」


10月から、月曜夜クラスが

「歩く・ジャンプ期」

に入ります。


【お申込み&お問合せ】https://forms.gle/rtTAo3iVDKvtZmbe8


もう立って歩いてるお子さんを見ているみなさんー!

ぜひーーー!!!(大きな声)



シェルハブは

「立ち上がったら終わり」

「歩き出したら終わり」じゃなくて、


歩きはじめたばかりの頃の歩き方はこうで

こういう歩き方もあって、

こういう歩き方もあって、

遊びながら試行錯誤しながら

こういう形で完成されていって・・・


と、歩きが洗練されて完成するのは

だいたい5歳のころ。

私たちはそこまで「見守り、後押し」をしていきます。



たとえばお子さんの動きで

こんなことが気になったことはありませんか?


「転びやすい」

「転んだときパッと手が出ない」

「ちょっとした段差も怖がる」

「お散歩やかけっこが嫌い」


その子は「もともと、そういう子」

・・・なのではなくて、

たとえば足の裏の使い方、背骨の使い方、

重心移動のやり方とか、協調する動きなど、

どこかに「まだ気づいてない」ポイントがあるだけ、

ということが多いんです。



たとえば

歩きはじめと「完成した」の歩き方の大きな違いは

歩く動きの中で、背骨を「ねじる」ことに関わる運動が

スムーズに使われていて

重心が大きく揺れなくても歩けること

(みかさいわく「対角線の動きがスムーズ」)


歩きはじめの動き方はたいてい

足を踏み出すたびに右に左に傾いたり

頭が大きく揺れたり

1歩1歩に大きなエネルギーを使うんですが


それがいろんな動きを経験する中で洗練されて

もっと小さな動き、小さな負荷で

歩けるようになっていきます。



※「ねじる動きの練習をしましょう」とかではないです!!

歩行は全身が複雑に連動する動きなので

1人1人「気づいてない」ポイントは違うのです。



ではどうするかというと

シェルハブ・メソッドでは

その子が「気づいてない動き」を見きわめるために

「今の発達段階より前の段階の中にある」

と考えて探し、試します。


もう歩き出してる子の動きで

「ちょっと気になるな」

というところがあったら、

つかまり立ちやハイハイでの遊びに戻る。


その時期に「気づかなかった動き」

「やり残した探究」がある

と考えます。


「戻る」ことにはもう1ついいところがあって、

創始者のハバいわく


「もう自信たっぷりにできることの中に

今やってない動きをちょっと入れる。

すると、子どもに挑戦したい気持ちが自然に芽生える。

ちょっとやればできそうってなると、

子どもは自分から100回くり返して、探究する」。



じゃ、どの時期のどんな動きに「戻る」んだろう?

っていう見きわめは

大人レッスンを全部やっていくと

「あ、この子にあのときの動きをやってあげたいな」

と、わかるようになっていくと思います。


シェルハブには

「歩き方がぎこちない子には、これ」

みたいな答えはないです。

1人1人みんな、これまで経験してきた動きがちがって

「経験していない動き」もちがうから。


それを見つけるために

たとえば「歩く」という行為が

体のどの部分の、どんな動きが関連しあって

成り立っているのか

どんな動きと関係があるのか

自分で体験する。


自分の「からだの地図」が細かく細かくなっていくことで

ほかの人の動きも細かく細かく見えるようになっていく。

それが大人レッスンです◎


「歩く・ジャンプ期」は最後のシーズンですが、

レッスンの中でも前の段階の動きに戻ったり

行ったり来たりしながら進めていきます。

ぜひ、参加してみてください。


【セミナー詳細】https://shelhav-shiogama.wixsite.com/main/general-9

【お申込み&お問合せ】https://forms.gle/rtTAo3iVDKvtZmbe8

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