シェルハブ・メソッドしおがまのフリーペーパー
「ころろん・ぽん!」第9号、配布中です~。
今回のテーマは「首が座る」・・
「首」だけじゃなくて全身を使う動きです。
ご希望の方には、郵送もしています。ご連絡ください。
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パワーじゃなく「発見」
首座りは「首の力がついた」ように見えますが、
力や筋肉は、あまり必要ないんです。
必要なのはパワーより、重力・床・骨格・バランス…。
赤ちゃんが頭を持ち上げて支える「方法」を発見することです。
モゾモゾの意味
赤ちゃんって床の上でモゾモゾしています。
自分の体がどんなふうに動くか試しているのです。
頭を持ち上げる動きも「モゾモゾ」から生まれます。
初めはモゾモゾの中で、偶然の出会い。
でも、面白いから、再チャレンジ。
何度もやってみる中で、頭を支えるための
バランスや動き方を知っていきます。
うつ伏せで遊ぼう
「偶然!」「面白い!」にたくさん、出会ってもらうために、
赤ちゃんに「うつ伏せの時間」を作ってあげるの、おすすめです。
首が座る前でも
① 固めの床の上で
② 赤ちゃんが起きている時
なら、大丈夫。
(大人が見ていて、寝ちゃったらあお向けにしてあげてください。)
あお向けとうつ伏せの違い
モゾモゾの試行錯誤、あお向けとうつ伏せでは
生まれる動きが全然違います。
寝てるだけでも
あお向けだと胸が広がって、鎖骨がぴーんと張ります。
うつ伏せは逆に胸が縮んで、肩甲骨のあいだが広がる感じ。
頭を持ち上げる動きは、うつ伏せからの方が
断然やりやすいです。
初めは泣いちゃうかもしれませんが、それは
「いつもと違う!」とびっくりしたから。
お腹側が床に触れている感覚に慣れてきたら
自然と新しいモゾモゾで遊びはじめます。
姿勢を変えるときの工夫 ①
姿勢を変える時、 私たちは赤ちゃんの「今やってる動き」に合わせて 方法を変えます。
生まれたてのころは抱っこして、 姿勢を変えてから床におろします。
びっくりしないようにゆっくり。
姿勢を変えるときの工夫 ②
もし赤ちゃんが、膝をお腹の上に持ち上げて
自分で「ゆらゆら、ころころ」をはじめていたら、
その先があるよ~って伝えます。
自分で寝返りする時みたいに 床に横になったまま、姿勢を変えていく方法です。
まず小さく体を揺らしてあげながら
ゆーっくり横向き寝になります。
そして「前に行くよ~」と
腕から前にスライドしていく感じで、
だんだんうつ伏せに。
床にしっかり触れたまま姿勢を変えます。
今の動きから。ちょっとだけチャレンジ。
赤ちゃんに新しい動きを「ご提案」する時は、
今やっている動きからつながる動きを伝えます。
ちょっとだけチャレンジ、が
楽しく学べるポイントです。
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