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執筆者の写真太郎 西邑

「みんなベストを尽くしてる」シェルハブ・メソッドが大事にしていること

スタッフの太郎です。

先日のミーティングで、みかさと

「シェルハブがいろんな人のお助けになれるのって、こういうとこかもな~」

と、2人でしみじみ…したお話をお伝えします。

発端はちょっとしたみかさのお悩み(?)から。


「シェルハブは、ふつうの子育て支援と、ちょっとちがうでしょ?」


みかさいわく、シェルハブメソッドの専門は、小さい人たちの「動き」。

たとえば「この子は人見知りで」とか「かんしゃくを起こして」とかのご相談に、

「じゃあ、こうしましょう」

っていうアドバイスはできないんだよね、専門外なんだよね、とみかさ。


で、そのお悩み(?)を聞いた私。

「でも、たとえば

『この子、お友だちを叩くんです』

って相談されたとき、みかさささんは

『乱暴な子なのね』とか

『厳しくしつけなきゃ!』とか

思ったり、言ったりしないよね」


みかさ「ない、なーい!」


そして。

「ハバ・シェルハブも、

『直接見てないことを推測で判断してはだめ』

っていうのは、くり返し言ってたの」。


ああ、

そこがとっても大事なんじゃないかな

って私は思ったのです。



シェルハブメソッドのレッスンで直接できることは、

やっぱり「発達の動き」に関すること。

寝返り、ハイハイ、立つ、歩く、ジャンプ、

背骨が6方向によく動いてるかな?

股関節が固かったり、やわらかかったりするかな?

などなど。


でも、レッスンをするうえで

「いま、できることを喜び、楽しむ!」

とか

「ジャッジしない」

「直接見たわけじゃないことを、推測しない」

あるいは

「かたよりがない人は、一人もいない」

「何かができないときは、理由がある」

などなど、大事にしている考え方があります。


私なりにまとめるなら

「人間はみんな、そのときそのときの自分のベストを尽くしてる、ってことを忘れない!」

(これは私のメインフィールド・心のケア分野でも、とても大事なことです)


みかささんの言葉でいうと

「赤ちゃんもご家族も、一人の人間として、リスペクトすること」

かな?



言葉でいうと、なんだかあっさりなんですけど。

そういう考え方を「お伝えしつづける」ことや

その気持ちをもったみかさと、しばらく「一緒にやっていこうよ」ってなることが


子育て中のみなさんや、子育てに関わる専門職の方、

「自分の動きが気になって」とおっしゃる大人レッスンの受講者さんなどなど


みなさんの支えになれてるんじゃないかな、

と私は思います。



長らく個別レッスンを受けてくださってるお母さんから

「みかささんが毎回、

『わあ、こんなこともできるようになったの』

『すごく成長してるのね』

って言いつづけてくれて、私もいつのまにか

『この子、○○ができない』

って言わなくなった」

というお話をうかがったことがあります。


シェルハブが一番、支えになるのは、

そういうところなんじゃないかなって思います。


みなさんの体と動きと発達を見守りながら

「素敵だなあ!」って思うこと。

そして、それをどんどんお伝えしていくこと。

伴走者のような存在。



できたら今後も、こんなふうにシェルハブの考え方についてお伝えしたり

読んでくださってるみなさんが

「や~、今日も自分、よくやったわ」

「もうちょい、楽してみるか~」

などなど、ちょっぴり肩の力を抜いていただけるようなお話だったり…

少しずつ増やしていけたらいいなと思います。


ゆっくりゆっくり、やっていきますね。



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