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執筆者の写真太郎 西邑

絵本と「声」

更新日:2023年7月1日

まだお話しない小さな赤ちゃんにも

絵本を読んであげるの、おすすめです。


ことばの意味はまだわからなくても、

赤ちゃんは「声」を聴くのが大好き。


絵本やうたなどで「キャッキャ」っと笑う子が多いのは

声を聴くことが楽しいから。


赤ちゃんは絵本じゃなくて

読んでくれる人の顔をじーっと見ます。

それがいいんです。

絵本を見なくても、読んでくれる声を聴くこと、

読んでくれる人の顔を見ることが刺激になっています。 少し前、個別レッスン中のお母さんから、こんな質問があったそう。


「赤ちゃんに絵本を読み聞かせているけど、

絵本をちっとも見ないで、私の顔見てるの。

どうしたらいいですか?」


みかささんいわく。

「赤ちゃんて絵本を読むときは、ママの顔見るものなのよ」


絵本を読むとき赤ちゃんにとって大事なのは、

ママ(身近な大人)の口もと、表情を見ること。

そして「面白いわね」って、同じ時間を共有すること。


パパママの声を聞きながら口の動きを見たり、

声の雰囲気と顔の表情が、いっしょに色々に変わるのを見たり…。

お話によっては、日常の中ではなかなか出てこない声や表情が出てくるかも。


赤ちゃんがじーっと何かを見ているときは、きっと そこで赤ちゃんにとって面白いことが起こっているんですね。


寝かしつけの時間に

暗い部屋で絵本を読んであげるのも

おすすめです。


刺激がいっぱい入ってくると、脳は眠くなるので。

暗さは、かなり大事。

お試しください。



仙台の、カフェのある絵本屋「メアリーコリン」さんから

毎月セレクトしてくださった絵本が2冊届きます。


1冊は小さい子どものため。もう1冊はみかさのため。


そんな希望を伝えておくと

毎月プレゼントのように絵本を届けてくれる。

3月は元気出る絵本でした。



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