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執筆者の写真太郎 西邑

2月のおもちゃ「バケツ」


今回紹介するおもちゃはバケツ。

お座りができるようになった赤ちゃんから3~4歳くらいまで活躍するおもちゃです。

大きさがいろいろで、写真のように「入れ子」になるタイプはとってもおすすめ!


お座りができるようになると、手で持つことも上手になります。

このころの赤ちゃんと遊ぶとき、私はこのバケツの小さいほうの2つをよく使います。

持ちやすい大きさを選べるのが、このおもちゃのいいところ。


両手に持ったバケツをカチカチ合わせる遊び、

持ったおもちゃを舐める遊び、

落としたおもちゃを探してまたつかむ遊び。


ボールはまだつかむのが難しくても、このバケツはふちをつかめばいいんです。


つかまり立ちをするようになったら、テーブルの上にバケツを全部置いてみます。

赤ちゃんは、バケツに興味をもってつかまり立ちするでしょう。

そして、テーブルから落とすかも。

全部落とすまで頑張るかもしれません。

そして、落ちたバケツを探すかも!

そのまま、床の方にしゃがんでくれたら最高です。

立ったりしゃがんだりする遊びができます。


気づかなかったら、大人がバケツでカチカチ音を出して誘います。

こういう時「ほら、バケツよ」と声をかけたくなるかもしれませんが、

そうすると赤ちゃんはママやパパの方を見ちゃう。

おもちゃで音を作ってあげるのがミソです。


先日、個人レッスンのときのこと。

Yちゃんは、テーブルからバケツを全部落とす遊びにハマりました。

でも、見てると落とす前に何やらバケツを動かすのに一生懸命。

上を向いていたり、伏せてあったり

向きがバラバラだったバケツの向きをそろえていたのでした。

わあ、すごい!

かしこいなあ。


Yちゃん、さらに大きなバケツの取っ手を腕に引っ掛けて、買い物かごのようにして…

すっくと立って歩きました!

5歩、自分で歩くのは初めて見ました。

絵本大好きなYちゃん、バケツをカバンに見立ててお出かけだったのかな?


もうちょっと大きいHちゃんは、このバケツを大きい順に並べるのが大好き。

そして、入れ子で順番に入れていくのも大好きです。


さらにもっと大きくなると、バケツをバケツとして使う遊びが楽しくなります。

水を入れたり、砂を入れたり、雪を入れたり。

運んだり。

ひっくり返してケーキを作ったり。


こういうシンプルなおもちゃ、ほんとにオススメです。 (みかさ)

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