こんばんは! スタッフの太郎です。
先日、みかさから
「無料相談で、赤ちゃんが『床で遊んでくれる』方法をお伝えしました」
という話がありました。
「床におろすと泣いちゃう」
という赤ちゃんあるある。。
「ずっと抱っこはしんどいけど、しょうがない」
「でも、何とかならないかなあ……」
と思っている方がいたら
「それ、何とかなりますよ! って、言ってあげたい!!!」byみかさ。
ということで……本日は
「そもそも赤ちゃん、なぜ床だと泣くのか」
から
「じゃあ、どうしたらいいの!?」
まで
一問一答式で書いてみました~。
* * *
Q.なんで床だと泣いちゃうの?
A. 赤ちゃんは子宮の中では、丸くなって暮らしてるでしょ?
背中を丸めた姿勢です。
手足も動かしたりしているけど、袋の中なので、せまい。
羊水の中なので重力も弱い。
だけど生まれてくると、重力があって、広いので……
手足が「ダーッ」てなります!
(体が床に向かって広がって、背中も手足も伸びます)
これは今までになじみのない姿勢!
慣れてないから、「いやだ!」って感じる。
Q.抱っこしないほうがいいんですか?
A.抱っこは安心します。
お腹の中のようにくるまれてる感じもするし、
背中が丸くなるように抱っこされると、慣れてる姿勢になれる。
でも「一日じゅう、抱っこだけ」だと
「お腹の中とちがう世界」に
なかなか慣れられない。
「重力があって、床があって」っていう世界で
どんなふうに動けるのか?
それは床の上でこそ学べることで、
ずっと抱っこされててはむずかしい。
うつぶせ、あおむけに慣れて、居心地よくなる。
赤ちゃんはそれを自分で探求する力がある。
まずは床に慣れることが大事。
初めは、うつぶせも、あおむけも、
居心地悪いものなんです。
だから泣きます。
初めてだから。
でも、それに慣れることが大事。
1日10分でもいい!
Q.赤ちゃんが「床に慣れる」って、どういうこと?
A.床の上にいると、赤ちゃんは
「ここを床に押しつけたらどうなるかな」
「どうやったら足が上がるかな」
「あっ、いま背中が丸くなった」
って、動きの試行錯誤をはじめます。
自分で「どうやったら居心地いいか」やってみる。
赤ちゃんが床の上でモゾモゾしてるのは
その試行錯誤のあらわれです。
床(地面)や重力とのつきあい方、
居心地のよい姿勢を、学んでるところなんです。
そのうち、自分で手足をもちあげて
足を持って丸くなったり、
足で遊んだりできるようになります。
Q.泣いてるのにほっとくのは、かわいそうでは……?
A.「ほっとけば学ぶか?」というと、
1人で学習することはつらいことも多い。
それは大人も赤ちゃんも同じ。
シェルハブのレッスンだと、たとえば
パパママなど、安心できる大きい人に
赤ちゃんをまっすぐ見てもらって
「大丈夫よ~、ここにいるよ~」
「床のうえはどんな感じ?」
声をかけながら、
お腹などをやさしくさすって
緊張をやわらげてあげたり。
「ほら、あなた、手があるのよ~」
「どうですか?」
って、ぽんぽんむぎゅしてみたり。
指を口にもっていって、しゃぶってもらったり。
これ自体が、赤ちゃんにとって、遊びになります。
体の一部を床に押しつけるのも、遊びになります。
「自分の体がおもちゃになる」
っていうことを、伝えてあげる。
Q.最後にひとこと!
A.床においたら泣いちゃうのは
「床がキライ」なんじゃなくて、
「まだ慣れてない」ってこと。
1日10分だけでも、床においてあげて、
ちょっと遊んであげるっていうのは
赤ちゃんにとって、すごくいい刺激です!
* * *
タッチや声がけ、目が合う、など
赤ちゃんがリラックスできるような働きかけをしながら
床の上で過ごすことを
1日10分でもいいのでやってみる
そして床に慣れてもらう……
もし
「自分だけ、家族だけでやるのは大変だ~」
と思われたら
ぜひ、みかさにご連絡ください~。
じっさいに見て、やってみると、わかりやすいのでは・・・
と思ったので。
や~~、それにしても
赤ちゃんにとっては、もう
「体がある!」
「この体、動く!」
それだけでもう新鮮でびっくりなのかもしれない
と思った私でした。
小さい人たちと楽しく過ごすヒントになればうれしいです◎
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