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執筆者の写真太郎 西邑

2月の絵本『ねんころりん』大事な睡眠のお話

更新日:2021年3月20日

● 睡眠の大事な役割

● メアリーコリンのおすすめ絵本

● ありがたくなる?


╋╋・‥…2月の絵本は睡眠のお話 …‥・╋╋


こんにちは。シェルハブ・メソッド しおがまの西海石みかさです。

子どもの発達に関わる情報をお伝えしたいと思っています。

お役に立つことがあったら嬉しいです。


大人のレッスンでも、子どものレッスンでも、私がよくお話するのが「睡眠」。


脳の働きというと、情報を取り入れることだと思っていませんか?

睡眠中の脳は、別の働きをしています。


それは、整理整頓。

テーブルの上にどんどん積み上げられた情報を、本棚のそれぞれの場所にちゃんと収めていく。

それが睡眠中の脳の働きです。


だから、赤ちゃんはレッスン後、爆睡します。

脳をしっかり使ったんです。

素直。


寝ないで仕事しても、効率は上がりません。反省、反省。


気持ちよーく眠りを誘う絵本がBOOK WITH CAFE MARY COLINのあべりみさんから届きましたよ!


*****



╋╋・‥…『ねんころりん』ジョン・バーミンガム/作‥・╋╋


ありがたくなる絵本です。


「ありがたくなる」は方言で「眠たくなる」という意味ですが、ご存知でしょうか。


調べてみたら、東北や北海道のあちこちの地域で使われているようですが、私が初めて聞いたのは息子が赤ちゃんの時。


ごはんの後にイスに座ったままウトウトしているのを見て夫が言ったのでした。

「ありげてぇぐなってる」と。


その時は何のことを言ってるのか分かりませんでしたが、方言の意味を知ってみれば、まさにという感じ。

息子は本当に「ありがたいなあ」って顔をしていました。



さて、前置きが長くなりましたが、絵本『ねんころりん』。


ねこの母さんが子ねこを連れて眠る場所を探しています。

人間の赤ちゃんも、つかれたくまも、さかなも、みんな眠くて眠くてたまらない。

そんなみんなが、それぞれに居心地のいい場所を見つけて、ゆっくりと眠りについていきます。


みんな「ありがたいなあ」って顔をしています。


バーニンガムの描くゆるりとした絵は長閑で優しい。

繰り返される言葉「ねんころりん」は、声に出してみれば、可愛いらしく心地のいい響き。

ページをめくれば気持ちのいい眠りへと連れていってくれます。


ありがたくなる、ありがたい絵本なのです。



*****


BOOK WITH CAFE MARY COLIN あべりみさんから

ジョン・バーニンガム 作、谷川俊太郎 訳『ねんころりん』(ほるぷ出版)のご紹介でした。

(仙台市の絵本屋さん、メアリーコリンのHPはこちら)


「ありがたくなる」

宮城に住んで40年以上になりますが、この言葉知りませんでした!

いい言葉ですねえ。

今度から使ってみようっと。


メアリーコリンの選ぶ絵本は、おしゃれです。

ユーモアがあって、アートな心がくすぐられます。


毎月メアリーコリンが選ぶ絵本が自宅に届く、「絵本パック」あります。

全国どこでも大丈夫ですよ。

私も毎月、大船渡の孫たちに届けてもらっています。

自分にも!

いいものです。おすすめします。


では、またー。

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