カフェのある絵本屋メアリーコリンからおすすめの絵本
10月『だんまりこおろぎ』
1歳に絵本は早い?
╋╋・‥…カフェのある絵本屋メアリーコリンからおすすめの絵本..‥・╋╋
こんにちは。シェルハブ・メソッド しおがまの西海石みかさです。
子どもの発達に関わる情報をお伝えしています。
お役に立つことがあったら嬉しいです。
今日は 仙台市小田原にあるBook With Cafe Mary Colinのりみさんに、おすすめ絵本を紹介してもらうカフェのある絵本屋「メアリーコリン」からおすすめの絵本をお届けします。 ╋╋・‥…10月『だんまりこおろぎ』…‥・╋╋ 月1回(だいたい)のこのコーナー。 今月10月は『だんまりこおろぎ』です。
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『だんまりこおろぎ』エリック・カール/作 くどうなおこ/訳 偕成社
生まれたばかりのこおろぎぼうや。
おおきなこおろぎに挨拶したいと思って羽をこすり合わせますが、「おとが でないよ うたえない」。
こおろぎぼうやは、いろんな虫と出会います。ばった、かまきり、ちいさなむし、あわふきむし、せみ、まるはなばち、とんぼ、蚊、それから蛾。こおろぎぼうやはみんなに挨拶したいと思いますが、「おとが でないよ うたえない」。
そして最後に出会ったのは、こおろぎの女の子。こおろぎぼうやは・・・
お話の最後に素敵な仕掛けが待っています。頁を開くと、こおろぎの鳴き声が聞こえてきます。
ちっちゃい子は目をくるくるっとさせていて、可愛いです。
おとなの人も「わっ」とか言っていて、面白いです。
鳴き声はサプライズとして楽しいだけでなく、物語の余韻として幸せに響きます。
なにせ、エリック・カールの絵はきれいだし、言葉は心地いいし、虫がたくさん出てきて面白いし、とにかく色んな魅力に溢れた絵本だと思います。
特に私が好きなのは蛾と出会う場面です。
だまって通り過ぎる蛾の描写の、静寂を伝える美しい言葉にうっとりします。
蛾を見送りながら、こおろぎぼうやは「しんみり だまっているのも いいものだなと おもいました」。
それもいいものだと思う、この場面が私はとても好きです。
『だんまりこおろぎ』エリック・カール/作 くどうなおこ/訳 偕成社 (メアリーコリン/あべりみ) *******
╋╋・‥…じっと聞いて…‥・╋╋ 1歳さんの個人レッスンにこの『だんまりこおろぎ』を持って行きました。 繰り返しの言葉をじっと聞いて、次々に出てくる絵を見ています。 そうして、最後のこおろぎの声。 しばらくじっと聞いていました。 それから、自分で持ってきたのは『もこ もこもこ』。 以前、このコーナーで紹介しました。
嬉しいリクエスト!
今度はママが、楽しく読んでくれました。
絵本の心地いいリズムの言葉。
子どもはその音が大好きですね。
絵本選びにお困りの方。
メアリーコリンの絵本パックはいかがですか?
絵本パックについて、詳しくは、メアリーコリンまでお問い合わせくださいね。
ではまた!
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