「聞いて」「ちょっと待って」
不安のサインは?
遊びから見えるもの
╋╋・‥… 雨の中から…‥・╋╋
こんにちは。シェルハブ・メソッド しおがまの西海石みかさです。
♪雨の中から きんたさんと ぎんたさんが めるよ♪
先日の「わらべうた&シェルハブ・メソッド の会 かっぱのこクラス」で、講師の佐々木博美さんが教えてくれたわらべうたです。
雨の日に外を眺めたら、何が見えるかしら? 雨の日に外を歩いたら、何が見えるのかしら? 雨の中から見えるものって なーに?
雨の日、楽しんでますか?
╋╋・‥…お子さんにかけることばNO.1は?…‥・╋╋
参加者のお母さんが、ふとこんなことを言いました。
「私、子どもに一番言ってることばは『ちょっと待って』だって気づいたの!」
みなさんはいかがですか?
╋╋・‥… 子どもからの「聞いて」のサイン…‥・╋╋ 「IPA Japan 子どもの遊ぶ権利のための国際協会日本支部」が、感染症大流行を受けて、「危機的状況における遊び:子どものくらしに関わる人のガイド」を公開しました。 その中で、子どもから「聞いて」というサインは言葉だけでなくいろいろな表現をとることがある、と紹介されています。 ・へんな顔を見せてくる ・近くでうろうろする ・肩をトントンと叩いてきて逃げる ・気を引こうとして、大人がイライラするようなことをする ・抱っこを求めてくる ・おもちゃを持って、見せに来る あるある?そして「ちょっと待って」って言ってるかも! でも、子どもの「聞いて」のサインは「不安なんだ」「助けてね」のサインかもしれません。
╋╋・‥…不安?混乱?…‥・╋╋
感染症がどんなふうに推移するのか、読めない今、不安ですねえ。
子どももニュースを見たり、まわりの大人から「よく手を洗ってね。気をつけてね」と言われて、なんとなく不安になったり、ということがあるかもしれません。
「危機的状況における遊び」の中では、こんな遊びの姿が紹介されています。 ・とてもうるさくなる ・小さな空間(ダンボールの中、作った隠れ家の中など)に引きこもる ・おもちゃや物にあたる ・たたかいごっこやじゃれつき遊び ・作ったものを壊す こういった遊びは時に大人にとっては困ったものと感じられますが、子どもは遊びを通して不安を解消する方法を学んでいると考えられます。 大人は、それを理解していることが大事だし、「そういう遊びも必要だよね」と子どもに伝えることも大事ですね。 ・うるさくしていい時間帯を指定してあげる ・壊してもいいものを用意する ・汚してもいい場所を決める ╋╋・‥…「ちょっと待って」の代わりに…‥・╋╋ お子さんが何か訴えてきた時、小さな不安があるのかもしれません。 わらべうたの会に来てくれるお子さんも、はじめの30分はママにだっこをせがんだり、隅っこに行ったり。
いつもと違う場所で、いつもと違う人に会えば、ちょっと不安ですよね。
不安なのかな?と思ったら、何かできそうなことがありますね。
そして、どうしても手が離せない時は
「これが終わったら聞くね」
「5分待って!」
といつまで待つのか、伝えてみるのはいかがでしょう。
ついでですが、「気をつけてね」「がんばってね」も口癖になりがち。
もしかしたら、お子さんは何をしたらいいか分からなくて不安に思うかも。
もしかしたら言わなくていいかもしれませんね。
╋╋・‥…遊び心を取り戻す…‥・╋╋
大人も遊び心を取り戻す「わらべうた&シェルハブ・メソッド の会」次回は以下のとおりです。
【わらべうた&シェルハブ・メソッド の会 「ころろん」クラス】
まだ歩くのがおぼつかない頃までのわらべうた遊びをします。
およそ0歳から2歳くらいまでを目安にしますが、はみ出しても大丈夫です。
とき:2020年7月24日(金)10:00-11:30
ところ:佐々木邸(お申し込み後に住所をお知らせします)
参加費:1500円(当日お願いします)
定員:3組(ご家族は一緒にどうぞ。ご兄弟も大丈夫です)
お申し込みはこちら
お申し込みをお待ちしています。
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