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執筆者の写真太郎 西邑

行ってきました、「森のようちえん」

7月のはじめ、みかさは野外での保育活動を行っている自主グループ

「森のようちえん 森のたね」さんを訪ねて、北海道・中富良野に行っていました。

自然の中の刺激、おすすめ!は、みかさの口ぐせ。

ポイントは「小さな刺激がいろいろ、たくさん」。


「歩くだけでも、草の上、でこぼこの土、砂利、砂、泥、水辺、全部ちがう感覚。」

「段差、斜面、物をまたぐ、狭いところ、高いところ……それぞれ工夫が必要で、子ども自身がいろいろやってみる。」

「部屋の中にがんばってすごいアスレチックを作っても、やっぱり外にかなわない。いろんなことができちゃう。」

byみかさ


自然の中、といっても、山とか海だけじゃなく

「土や草がある公園」とか「近くの土手」とかでも

かなり刺激いっぱいです。


シェルハブ・メソッドしおがまのTwitterやFacebookに

「森のたね」さんで過ごした3日間のお話を載せています。

みかさの方針のため(お子さんの肖像権を守りたい)、

お子さんの写真は載せてませんが、エピソードはたくさん。

これは食べごろだったクワの実。


ちょうど大きな駅で、森のたねさんの様子を読んでたスタッフ、

「いいなー、原っぱや森は目的がないからいいなー」

・・・と思いました。

街の中、駅とか階段とか道路とかお店とかって

なにか目的があって作られてるので

いろいろルールや暗黙の了解があって

便利なことは便利だけど、やっていいことは少ないのよね、と。


たとえば道路や通路や階段は「歩くところ」だから

座ってくつろいだり、のびのび寝転んだり、突然踊ったりはしない、とかですね。


「面白そうなのに登っちゃいけない場所」や

「めっちゃ素敵だけど触ると怒られるもの」も、たくさんあります。


自然の中は、座っても走っても転がってもいいし。

木の実や葉っぱや石や枝や虫さんは「あら素敵」と思ったら

手にとっても、持って帰ってもいいし。

ポイッとしてみてもいいし。


他にもいろんな「あっ、いま突然これをやりたくなりました」

「ひらめいちゃった!」「気になる!」

みたいな気持ちを、たっぷり追いかけて遊べるなー、

大人も意外と「それはダメー!」しなくていいかも……

それも自然の中のよいところかも。と。


「これやりたいと思ったことを、思いっきりやってみた」

って、単純なだけに力強い、嬉しい体験です。

小さい人にはいっぱい体験してほしい気持ち。



ちなみに「森のようちえん」という名前で

野外保育の活動をしているところ、

実は全国あちこちにあります。

(森のようちえんマップ https://morinoyouchien.org/map


宮城県、けっこう多い。

気になった方は、お近くの森のようちえんを探してみるのもよいかもですー。

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