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横向きに寝るとできること

執筆者の写真: 太郎 西邑太郎 西邑

6月19日(月)・20日(火)・24日(土)は、

ですー。


「横向き」・・・って

あお向けやうつ伏せに比べて

注目度が低い気がするんですが、、実は

「動きの交差点」

みたいな姿勢。


赤ちゃんがいろんな体の使い方を学ぶ姿勢なので

もっと大きいお子さんの「動きのヒント」もいっぱいです。

横向きから発展する動きもたくさんあります。



保育や療育(発達支援)などのお仕事の方、

下のような「ちょっと気になること」

「何かできることがあるなら知りたいんだけど…」

きっと時々、あると思います。


・この子はほかの子に比べて動かない?

・「嫌いな姿勢」や「苦手な動き」がある?


大きいお子さんだったら、

・何となく歩き方がぎこちない?

・この子は運動が苦手? などなど・・



「ちょっと気になるな」と思われてる方、まず、素敵です!

そういう視点を持ってくださってることが嬉しいです。


同時に、「調べてもわからない」と

思ったことのある方も多いのじゃないかと思います。


動きの発達については専門的な課程でも

まだまだあまり扱われていないそうで、

「個人差が大きいです。」

で終わってしまうことが多いようです。



たしかに動きは個人差が大きいです。

一般論では言えないことが多いので、私たちも

「実際にお子さんの動きを見ないまま断言しない」

って気をつけています。


でも、個人差が生まれるのには、理由があります。

「生まれつき」とか「性格」とかではなく、

具体的で、変化もしていく部分。



それは、今までどんな動きを経験してきたか?

こういう体の使い方に慣れてるかな? ということです。


たとえば「楽に歩ける骨盤の使い方」に慣れてる、とか。

「ジャンプするときの背骨の動き」をいっぱいやったことがある、とか。

そうした動きや姿勢のなかで、無理なくバランスをとれる、とか。


ふだんあんまり注目しない小さな動きや

動くとき無意識に使う「コツ」みたいなもの、の経験です。


「お座りした」「ハイハイできた」

「かけっこが速い」「ジャンプを怖がらない」

といった見えやすい個人差は、

そうした小さなステップが積み重なった結果なんです。



最初にあげたような「ちょっと気になる」に出会った時

「小さな動き」の視点があると、

大人も子どもも、ちょっと楽です。


できなくてどうしよう?とか

がんばってひたすら練習!だと、しんどいかもしれないけど

小さな動きに分けて見ることができると

「今できてること」から出発できます。


「運動が苦手なんだよね」ってなるより、

「これはできないけど、こっちはできるかも?」って思ってたら

小さい人も、いろいろチャレンジする機会が持てます。

(小さい頃「運動は全部ダメ!」と思っていた私からも、ここはぜひ…!)



「どんな部分を見たらいい?」という具体的なポイントは、

支援者の方向けには学習会などでお伝えしています。

ご家族の方は無料相談がおすすめです(学習会はどうしても、ちょっと一般論寄りになるので。)


学習会は「自分で動いてみる」という形の学び方です。

言葉での説明だとわかりづらかったり、誤解が生まれてしまったり、

また、大人でも、体の使い方には個人差があるので

動いてみる、体験してみる、を基本にしています。ぜひぜひ。


「ここを動かすと、こんなふうに連動する」

「バランスってどうやって取ってる??」

いろんな姿勢、いろんな動きでくり返していくと

体の構造や動きの仕組みのイメージが詳細になっていくと

小さな動き、見えやすくなります。

 
 
 

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